誰もが迎える更年期。その更年期に発症しやすい更年期障害は特に女性に症状が出やすく、発症すると日々の不快感に頭を悩ませるケースが少なくありません。
強い症状でお悩みの方の中には、仕事を続けていくのが困難な場合もあり、状態によって生活スタイルを変える必要があるほど深刻な症状が出てしまう場合もあります。
自分の身体に変化を感じたら、まずは病院で適切な診断を受けることが大切です。同時に、日常の中で自分でできるケアにも取り組み、症状の緩和を目指したいものです。
更年期に対し「正しい知識」と「エクササイズ」による自分のための健康づくりとして、長居公園スポーツの森プロジェクトグループさんより、更年期に悩む女性に向けたイベントが行われます。
更年期障害の代表的な症状
いわゆる「ホットフラッシュ」と呼ばれる、のぼせやほてりを感じる症状が代表的ではありますが、その他にも非常にたくさんの症状が挙げられます。
気分を左右する症状としては「落ち着きがなくなる」「イライラする」。また鬱病と区別のつきにくい「不安感」「気持ちの塞ぎ」など。そして、なかなか寝つけなかったり、寝てもすぐに目が覚めてしまう「不眠」の症状などがあります。
その他には「肩こり」「腰痛」「頭痛」。だんだんと元気がなくなったり、少しのことでぐったりしてしまう「疲労感」。激しい運動をしたわけでもないのに突然引き起こされる「動悸」。また、「めまい」や「息切れ」なども。
これらの症状は一見すると一時的なものにも見えてしまい、本人のつらさは周囲に理解してもらえないことも多く、つい無理をしてしまう方もたくさんいます。
また症状の多くは併発して現れるため、毎日の生活に不快感がつきまとってしまうのです。
運動で更年期障害の症状を和らげる!
このような辛い更年期症状は、少しでも緩和したいですよね。
適切な受診を受けたあとは、生活の中で上手くストレスを発散するよう工夫していくことが大切です。
体調の悪さが目立っている時期は、あまり外へ出ようという気分にはなれないものですが、悪化することを予防するためには軽い運動が大切です。
更年期以降に減少する女性ホルモンには脂肪燃焼や骨を丈夫にする働きもあるため、ホルモンの減少に伴い生活習慣病や肥満、また骨粗しょう症などになりやすくなります。運動を行う事で骨密度の維持向上やストレス発散する効果が期待できますので、更年期障害の症状を和らげるためにも定期的な運動がおすすめされています。
ただし、気をつけたいのは身体に過度な負担をかけないことです。誤った姿勢での運動は関節を痛める恐れがあります。特に膝への負担は歩行に関わるため、痛めてしまった場合、更年期症状に体の痛みが加わってしまいますので、無理のなく楽しめる範囲での運動をおすすめします。
具体的にはストレッチやウォーキングなど、毎日の生活の延長から始められるものが良いでしょう。また簡単なエクササイズなど、より楽しい気分で取り組められるものであれば、三日坊主にならず高い効果が得られます。
今回のイベント、会場は長居公園内にある「花と緑と自然の情報センター」で行われます。長居公園には他にもたくさんの施設が併設されていますので、リフレッシュをかねた健康づくりに取り組んでみてはいかがでしょうか。
開催日 | 令和2年2月29日(土) |
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開催時間 | 10時30分から15時00分 |
会場 | 長居公園「花と緑と自然の情報センター」 |
タイトル① | 講座(10:30~12:00) |
タイトル② | マットエクササイズ(13:30~15:00) |
費用 | ①:1,500円、②:1,500円 |
予約方法 | こちらをご参照ください:大阪市立長居植物園 HP |
定員 | ①:15名、②:10名 |
お問い合わせ
長居パークセンター
参照HP:https://www.nagai-park.jp/seminars/23729