先日開かれた病診連携懇談会へ取材に伺いました。
その際の内容や様子を画像とあわせてお伝えします!
その前に、「病診連携」が何なのか、また、なぜ必要なのかについて簡単にご説明しますね!
「かかりつけ医」と「病診連携」について
大きな病院には最新設備が備わっているので、ちょっとした病気でも大病院に行きたくなってしまいますよね。
そうすると沢山の患者さんが大病院に集中してしまい、本来優先されるべき急病の方への対応が遅れたり、長い待ち時間が発生したりといった事態が発生してしまうことも・・・。
このような事態を解消し効率的・効果的な医療を提供するために、守口市医師会は「かかりつけ医の普及」「病診連携」を推進しています。
「かかりつけ医」とは
健康に関することをなんでも気軽に相談できる、ご近所の診療所にいらっしゃるお医者さんのことです。
何でも相談できて話しやすい「かかりつけ医」を普段から持つようにしておき、病気や怪我の程度にもよりますが比較的軽いものであれば、まずはご自身の「かかりつけ医」のところに行くようにしましょう。
もし、そこで病院に行く必要があると判断された場合は、かかりつけ医の先生が症状・診断・治療など、現在までの診療の総括が書かれた紹介状を渡してくれるので、それを持って病院に行くようにします。
このように患者さんを紹介する際に必要になるのが、かかりつけ医である「診療所」と「病院」の連携ですね。
「診療所」と「病院」お互いが連携しながら、それぞれの役割を分担し患者さんを紹介しあうこの仕組みは「病診連携」と言われており、守口市医師会では「病診連携懇談会」を定期的にひらくなどをして「病診連携」をすすめています。
※守口市医師会の活動や取り組みについては「守口市医師会会長 賴 將烈先生からメッセージを頂きました。」の記事をご覧ください。
病診連携懇談会へ取材に伺いました。
そのような目的で開かれている病診連携懇談会に今回参加させていただきましたので、画像とともに内容やご様子をお伝えします。
守口市にある診療所を代表して、守口市医師会の理事を務めるいくつかの診療所、また、「関西医科大学総合医療センター」「守口敬仁会病院」「松下記念病院」「愛泉会病院」「守口生野記念病院」「鶴見緑地病院」「京阪病院」という守口市にある7つの病院が、病診連携をすすめるために守口市医師会主催の懇談会に出席なさっていました。
まずは守口市医師会 会長の賴 將烈(らい まさゆき)先生からのご挨拶がございました。
その後、『脳梗塞の最近の治療』について、社会医療法人弘道会 守口生野記念病院の院長 西川 節先生が講演なさいました。
実際の症例などを交えながらのご講演で、会員の皆様も熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
「各病院の現状報告」「会員からの要望」を議題に活発な意見交換が行れていました。
健康管理をしてもらっている守口市民としてはとても心強く感じますね!