今回は編集部総出で市民公開講座へ行ってきました。
知っているけど行った事が無いという方は是非、どんな雰囲気か掴んでいただけると嬉しいです。
真面目な場なので、ピシッとスーツで向かいました。気合が入りすぎて1時間程前に到着。先着400名まで粗品がもらえます。
一時間前なのに既に人がたくさん!準備をして待っていると、14時に。
守口市医師会会長、賴將烈(ライ マサユキ)先生からの挨拶で講座が始まります。医師会として日頃の活動内容をお話されておられました。
市民健診をされたり、土日の休日救急診療への対応、また学校医としての活動など広く地域に貢献されていることが改めて分かりました!
続いて守口市市長の西端勝樹様のご挨拶です。
市長からは有事の場合の行政としての使命や南海トラフを想定した対策をなされているとの心強いお言葉がありました。
その後はいよいよ基調講演に移ります。今回の基調講演は『平時の救急医療・有事の災害医療 ~守口市の現状~』講師は関西医科大学総合医療センター、救急医学科教授 中森靖先生。
今後の課題、特に要介護認定をされている方に対しての対策等もお話されながら、現状の説明があり、非常に分かりやすく興味深いお話でした。
私達守口市民にも関わりが深い関西医科大学は最新の設備が整っています。なんと世界で唯一の設備も関西医大にあるんですよ!国内でも8か所しかありません。日本はすごいなと改めて感じました。
その後、講座はシンポジウムへ移ります。シンポジウムは各分野での専門の方が横に並び、守口市医師会の副会長、博多尚文先生が座長を務められました。
先程とは異なり、的確かつユーモラスな博多先生のコメントを挟みながら、現状の報告や、今後の予測など非常に有意義なお話を聞く事ができました。
無料で守口市の災害に関する医療や対策などのお話を専門家の方から聞ける機会というのは本当に貴重だと感じましたね。
今回の市民公開講座の趣旨は一言で言うと、災害の怖さを忘れないで欲しい、そして思い出してほしいということ。
後日、守口市医師会会長、賴將烈先生に改めてお話を伺いました。
関西では22年前、阪神大震災が起こりました。私はまだ小学生でしたが、当時のことは今でもまだ覚えています。
大きな揺れで目を覚まし、テレビを見ると、目を疑いたくなるような光景が広がっていました。
それから時は経ち、6年前には東日本大震災が発生。未だに震災の爪痕が被災地には残っているようです。
いくら年月が経っても、震災の怖さを忘れずに、日頃から防災の意識をしっかりと持つことが必要であり、それを再認識する機会を作ることが今回の趣旨であるとお話して頂きました。
確かに、今回の講座に参加して、おおさか健康ねっと編集部は改めて震災への対策や、日常的な意識の持ち方を再認識する機会となりました。
どうしてもこのような機会がないと忘れがちになってしまいます。
このような機会は本当に貴重ですね。
今回のお話で、守口市の行政の方々、医師会の先生方、また保健所、消防などが広く連携し、しっかりと対策をなさっていることが伝わりました。
参加者の方も非常に熱心に聞かれており、本当に有意義な時間だと思います。
また、お話の内容としても、意識レベルだけの話に留まりませんでした。
- 実際に災害が起きたらどこに逃げるの?
- 避難場所はどんな場所なの?
- 避難場所では誘導してもらえるの?
- どんな人がどういう対処をするの?
等具体的な話をお話されておられました。本当に価値のある情報ですね。また、やはり重要なことは、日頃から災害に対して自助の精神で、準備を行う事だと思います。
健康の面で役立つ情報をこれからも、編集部で発信します!
各方面で改めて詳しいお話を聞かせて頂ける機会を持ち、深くみなさんにお伝えできるようにしたいと考えています。
是非次回も皆さん市民公開講座へ参加してみてください!価値のある非常に有意義な時間となります!